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Caregiver Program改定

Live-in Caregiver Program見直しにより住み込みの条件を廃止、申請者家族の呼び寄せを強化、選択肢の増加も

2014年10月31日
カナダの家族や経済に対するヘルパーや介護士の大いなる貢献を認め、市民権移民省クリス・アレグザンダー大臣はCaregiver Programの大幅な改定を発表しました。

今回の変更内容は、「住み込み」の条件を廃止するとともに、6ヶ月以内に永住権取得が可能になるよう、新たに2つの区分を設けました。

児童保育者を対象とした第1区分は、現在と類似した条件のまま、雇用主の住居に住み込む必要を廃止し、雇用主により酷使や不当な扱いを受けるリスクを取り除きます。

公認看護師、公認心理看護師、資格保有の準看護師、看護助手、患者支援サービス従事者、訪問介護士などの医療職に従事している方にも、第2の区分により永住権取得が可能になります。申請条件を満たしている介護者は、この区分において高齢者・身体障害者・慢性疾患患者に対し患者の自宅または医療施設にて介護に従事することで職務経験を積むことができます。このプログラム区分は将来、労働不足が推測される職種を対象とし、条件を満たす申請者はより多くの対象職種から自身の進む道を選べるようになります。この区分における申請も6ヶ月以内で審査が完了する予定です。

更にカナダ政府は、これまでの審査の遅滞により蓄積した未処理のLive-in Caregiver Program移民申請を削減するべく、本格的な取り組みを行っています。2015年の予定としては、このカテゴリを通して30,000名に永住権を交付することを目標としています。申請の遅滞を解消し、審査時間を短縮することによって、申請者はより早く家族との再会を果たすことができます。

既にLive-in Caregiver ProgramにてWork Permitを申請した方や、11月30日前に提出され許可が下りたLabour Market Impact Assessmentに基づきこれから申請をする方は、以前と変わらず住み込みのままで職務経験の条件を満たし、その後移民申請を行うことができます。

概要

  • 2014年には、Citizenship and Immigration Canadaは過去最多の17,500名もの保育者・介護者を移民として受け入れました。
  • 新しく設けられた2つの区分にはそれぞれ申請2,750件(合計5,500件)の上限が設定されます。同行する配偶者や被扶養者はこの数字には含まれません。
  • 近年、カナダ政府は下記のように数々の方法でCaregiver Programを改善してきました。
    • 移民申請後、直ちにopen work permitを申請可能とする
    • 職務経験の条件を満たすための期間を最大3年から4年へ延長
    • 介護者・保育者に対する雇用主の義務を明記した雇用契約書を導入
    • 酷使や不当な扱いを受け、直ちに避難しなければならない状態にいる介護者・保育者に対し、新しいwork permitの緊急処理の手配

 

関連リンク
(英文)Backgrounder – Improving Canada’s Caregiver Program
(英文)News Release – Ensuring Long-Term Prosperity and Economic Growth

 
出典
Improving Canada’s Caregiver Program