No. 53 – Express Entry最新情報

by | May 10, 2017 | 連載記事 | 0 comments

個人移民申請をしたいけれど、Express Entry (“EE”)の敷居が高すぎて・・・という方は沢山いらっしゃいます。そのような方にとって今のEEの現状をお話します。

あとは待つだけ

EEについて調べられた方ならご存知かと思いますが、EEのProfileを登録を無事終了し、自分の学歴・職歴・年齢などを元に自動的に計算されたEEの点数を確認したあとは、基本的に(職歴・学歴を常に最新情報にアップデートしておくことなどを除けば)移民局からInvitation to Apply  (“ITA”) が送られてくることを待つのみです。毎月約二回行われる選考で決定される最低点を越している人のみ、ITAを受領することができます。ITAを受領するまで待つ、という期間が一番みなさんヤキモキされることのようです。極端な例ですが、今まで最短で数日でITAを受領できた人もいれば、1年経ってもITAを受領できない人もいるということです。毎月「次の選考では私のEE点数以下まで最低点が下がりますように!」と願っている方は多いのではないでしょうか。

点数がジワジワと降下中

過去の選考結果を踏まえ、今までは「最低でもEEの点数は450点あることがITAがを受領する条件」という暗黙のルールのようなものがありました。それが今年に入ってからジワジワと最低点が下がってきています。2月8日にはついに450点を切る、447点という点数が出ています。この数字を見た方でご自身の移民申請に望みが出てきた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。その後点数は継続して下がり続けており、一番最新の選考(3月1日)では434点まで落ちています。また昨年末のITA発行数(2,878件)に比べると1000件程増加し、直近では3,844件も発行されています。

予測不可能ではあるけれど

これから先のEEの点数について予測をすることは不可能ですが、今まで450点に満たない方で「あともう少しなのに」と思っていらっしゃった方には朗報かと思います。一点だけ注意すべきは、EE登録時に誤った情報を登録して誤ったEEの点数を取得しないようにすることです。ご心配であれば、弁護士や政府公認移民コンサルタントに代理で登録してもらうことをお勧め致します。